GMT腕時計の読み方と使い方を、わかりやすくご紹介します。旅行や出張の多い方、航空関係の方、時計好きの方に向けて、GMT針の見分け方から時刻の合わせ方まで順番に解説します。
GMT腕時計は、旅行者やパイロット、時計愛好家に人気のある腕時計です。通常の時針とは別に、独立して動かせるもう1本の時針(GMT針)を備えており、異なるタイムゾーンの時刻を同時に確認できます。とても便利な機能ですが、最初は表示の読み方に戸惑うかもしれません。この記事では、GMT腕時計の読み方、合わせ方、日常での使い方をまとめてご説明します。

ステップ1:GMT針を見分ける
まず大切なのは、文字盤の中からGMT針を正しく見分けることです。GMT針は先端が矢印の形をしていることが多く、ひと目で区別できるよう青や赤などの目立つ色に塗られている時計も多くあります。たとえば、自動巻きのGMT腕時計「RANGER IV 赤富士」では、文字盤のデザインと色がぶつからないよう、一般的な青や赤ではなく、時計のテーマに合わせたシルバーのGMT針を採用しています。
ステップ2:GMT針を合わせる
GMT腕時計の一番の目的は、別のタイムゾーンの時刻を確認することです。海外旅行の前に、あらかじめGMT針を合わせておきましょう。多くのGMT腕時計では、リューズを1段目まで引き出し、時計回り(機種によっては反時計回り)に回して、GMT針を希望の時刻に合わせます。ただし、合わせ方は時計によって異なります。たとえばRANGER IV 赤富士の場合、GMT針はリューズ1段目で時計回りに回したときのみ調整できます。詳しくは各製品の取扱説明書をご確認ください。

ステップ3:GMT針で2つ目のタイムゾーンを表示する
GMT針を正確に合わせるには、ベゼルの24時間目盛りを目安にします。メインの文字盤は、通常の時針と分針、12時間の目盛りで、ふだん使う1つ目のタイムゾーンを表示します。そして長い3本目のGMT針が、ベゼルの24時間目盛りを使って2つ目のタイムゾーンを示します。
GMT針は1日に1周するため、ベゼル上の目的のタイムゾーンの時刻に合わせることが大切です。GMT針は1日1周とゆっくり動くので、2つ目のタイムゾーンの時刻は分単位まで正確に読むというより、だいたいの時刻を目で読み取る使い方になります。分は、メインの分針と共通です。
ベゼルの24時間目盛りを基準にGMT針を合わせれば、複数のタイムゾーンを手元でかんたんに管理できます。この使い方を覚えると、GMT腕時計は旅先でも頼れる道具になります。
